Ibanez TS-9 自作まとめ
今まで15回にわたってやってきたIbanez TS-9の自作が一段落したので、
ここは1つ自分の備忘録、今後の製作の為にもまとめておきたいと思います。
1.製作前の準備
まず第一に何を作るか?という所です。
今回は初心者の僕が製作するということで、
出来るだけネット上に情報がたくさんあって、
シンプルに作れる物がいいと思いました。
今回はネット上でも色々な人が自作していたIbanez製TS-9を選ぶことにしました。
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製作する物が決まったら、
次は回路図・レイアウト図を探します。
有名なエフェクターなんで
「TS-9 自作 回路図」などとネットで
検索すればすぐに出てきます。
今回は【とりそぼろ・・・】さんのブログから 回路図、レイアウト図をお借りしました。
・回路図
・レイアウト図
(https://ameblo.jp/hika0822f/entry-12149338783.html)
とりそぼろさんのブログを参照ください。
回路図が手に入ったらそこから必要な部品
を書き出します。
部品表を作るのが一番いいですね。
・TS-9 必要部品
【抵抗】
1M:1
220:1
470:1
1k:4
4.7k:1
10k:4
51k:1
100k:1
510k:2
【可変抵抗】
20k-B:1
100k-B:1
500k-A:1
【コンデンサ】
51pF:1
0.047μF:1
0.1μF:1
0.22μF:1
1μF:2
【電界コンデンサ】
0.22μF:2
10μF:1
【トランジスタ】
2SC1815:2
【ダイオード】
1N914:2
【オペアンプ】
4558:1
【モノラルジャック】
6.3mmモノラルジャック:2
【LED】
好みの色のLED:1
【DCジャック】
EIAJ4DCジャック:1
【フットスイッチ】
3極双投 ON-ON オルタネイト:1
【ケース】
タカチ TD9-12-4N:1
【基板】
ユニバーサル基板:1
【ツマミ】
15φ:1
【配線材】
適当に。
とりあえずこれだけあればエフェクターが作れます。
ケースの塗装もありますが、
それはまたあとで。
2.部品の購入
僕は部品の購入は基本的に
「マルツオンライン」で購入しています。
3000円以上買えば送料が無料になるし、
品ぞろえも豊富なので大体全部揃います。
今回のTS-9も全部ここで購入しました。
部品の購入時の注意といえば、
出来るだけ次に製作することも考えて
抵抗、コンデンサ類は多少多めに頼んでおいた方がいいと思います。
というのも僕もTS-9の後にEPブースターを
自作しようとしていますが、
フットスイッチやらツマミなんかを頼み忘れていて、二度手間になりました。。。
3.仮組
部品が届いたら、
次にブレットボード上で仮組をします。
ブレットボードとは、
電子部品をはんだ付けなしでお互いに接続できる便利な物です。
ブレッドボード上でTS-9の回路を仮組していきます。
ここでとりあえず音が出るようにならないと基板に組み込んでも絶対音が出ないので、
初心者のうちはとりあえずやっておいた方がいいかと思います。
まあ、ベテランの人はすぐ基板に組み込んだりするのでしょうが。。。
僕の場合は、
こんな感じでぐちゃぐちゃですが一応音が鳴りました。
もしここで音が鳴らない場合は、鳴らない原因の箇所を探す方法を以前紹介したのでそちらを見てください。
あと最初にわからなくて困るのが、
ジャックの部分の配線とスイッチ部分の配線
だと思います。
ジャック部分
ジャックの配線は、
・TIPが信号入力と出力(ステレオの場合はRINGも。)
・Sleeveはアースへの接続になります。
スイッチ部分
今回使う9ピンのスイッチでは、
こんな感じの配線です。
参考にしたブログさんはこちらです。
4.ケースへの部品配置決め
仮組で音が鳴るようになれば、次にケースへの部品組み込みを考えていきます。
部品配置ですが基本的にはTS-9と同じように配置していきます。
(僕の場合DCジャックの位置だけOUTPUTジャックの下に変更しました。)
ここで気を付けないといけないのが、
ケースに直接取り付ける部品だけではなくて
後で入れる基板のサイズ、
電池なんかのことも考えておくことです。
でないと、
収まりきらず無理やり入れることになります。(笑)
これは僕の反省点です( ´艸`)
過去の記事に載せてます。
ケースの配置決めまで来ましたが少し長くなって来たので2回に分けたいと思います。
では、とりあえず今日はここまで。。