前回トランジスタの故障判別方法記載しました。
前回記事はこちら。
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自作しているTS-9で前まで音が出ていたのに、急に音が出なくなってしまったので原因の調査方法をネットでいろいろと検索していました。
このトランジスタのチェック方法も試しましたが、トランジスタは問題なく。。
もうお手上げ状態だったのですが、、すごくいい方法を見つけました!
「探すくん」という名前で方法が紹介されていました。
検索してもらえれば紹介元さんの情報が出てくるかと思います。
で、
方法ですが。
用意するもの。
・コンデンサ(0.1μ) 1個
・ジャック(ステレオ or モノラル) 1個
・ワニ口クリップ 3個
それらの部品を。
1,コンデンサの片方の足を、用意したジャック(探すくん)のTIPへワニ口クリップで
繋ぐ。 TIPは、ジャックの一番先の部分です。音が出力される部分ですね。
2,用意したジャック(探すくん)のSleeveと、自作エフェクターINジャックのSleeveを
ワニ口クリップで繋ぐ。(Sleeveの位置は上の写真を参考。)
3,コンデンサのもう片方の足に、3本目のワニ口クリップを取り付ける。
(こんな感じですね⇩)
4,用意したジャック(探すくん)にアンプからのシールドを繋ぐ。
エフェクターのINジャックにギターからのシールドを繋ぐ。
これで準備は終わりです。
この状態でコンデンサから出ている、片方が何にも接続されていないワニ口クリップを
自作回路に当てていき音が出るかを試していきます。
要するにコンデンサ(0.1μ)で回路をバイパスしながらどこまで音が出るか試していく感
じですね。これを考えた人は天才だ!!
試しに、自作回路のINジャック TIP部分に探すくんをあててみると、、、
音が出なかったTS-9もアンプから音が出ました!
(バイパスしてるんで出るのは当たり前なんですが。( ´艸`))
それを回路図から音の出力ライン(オレンジライン部分)にあてながら試していきます。
私の場合、出力部分の電界コンデンサ(10μ)部分で音が出なくなりました。
基板の方をよく見てみると、、、
半田付けが甘い部分があって少し外れかけていました。
そこをはんだ付けしなおすと。。
しっかり音が出ました!
やっぱりシロウトのはんだ付けなので、接続に不安がありますね😢
まあ、とにかく音の出ない原因が判明したので良かったです。
これからもこの方法は覚えておきたいと思います。
皆さんもぜひ困ったときに使ってみてください!
ではでは。